映画「アマデウス」観ました。
松本幸四郎さんの舞台「アマデウス」が11月にやってたので気になってたのですが、お金なくて忙しくて行けなかったので、映画版を観ましたー@w@
プラハの街並みや「ドン・ジョヴァンニ」「魔笛」といったオペラシーンもたっぷりなのですが、・・・上映時間3時間・・・長かったです(=w=;

アマデウス ディレクターズカット [Blu-ray]
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サリエリが語るモーツァルトのこと。
サリエリも皇帝付きというエリートで才能があるはずなのに、モーツァルトの前では完膚なきまでに才能の差を感じて嫉妬や妬みから失脚させようとするものの・・・・でもモーツァルトの作品を愛して認めて楽しみにしているんだなあという複雑な想いが交錯していました。
もうね、ほんとに、この人モーツァルト大好きなんだなあ・・・と・・・。

才能に溢れているけど遊ぶことが好きで私生活が堕落していくダメ男なモーツァルトを見て、自分がその才能をもっていたらもっと上手くやれるのに・・とか、真面目にやっている自分に神は振り向いてくれない・・とか、苦悩しているサリエリが切ないです><。

作曲時にモーツァルトの頭に既に響いてる音楽がオーケストラで鳴っていたり、サリエリが譜面起こしを手伝うときに「モーツァルトの作曲術を知りたい」と思いながらもとんでもない才能(初めから既に全部の楽器が鳴っている)を目の当たりにし、面食らいつつも少し同調できて心のなかで嬉しそうなサリエリとか、モーツァルトに一生懸命食らいついていきつつも早く続きを知りたいサリエリとか・・・・とにかくサリエリの気持ちが全面にでた演出です。






冒頭で「モーツァルトを殺したのは私だ」とサリエリが言うのですが、一説にあった毒殺ではなく強いてしまったことというのにはちょっとドキリとしました。
そして、レクイエム依頼したのはサリエリというフィクションで進んでるのも興味深かったです。
でも、「モーツァルトにレクイエムを作曲させて殺した後、サリエリ名義で発表する」という計画は後に悪ぶって語っていただけで、本来は成功してたとしても自分名義で発表はしなかったんじゃないかなあ・・・と感じました。
きっとこのサリエリなら、自分一人だけが知っているモーツァルトの最期の曲ということで大事にしまっておいたような気がしました。



ラストの精神病棟での「赦します」も、一度は十字架を焼いたサリエリが、神に愛されたモーツァルトと作曲時間を共有したことによって神を感じ、そのモーツァルトがいなくなったことからきてるのかなあ・・・と思ったら、すごくさみしいラストでした・・